過換気症候群



受診科:外科・脳神経外科
過換気症候群かかんきしょうこうぐんは別名「過呼吸症候群」といいます。精神的な緊張や心理的因子によって過呼吸状態になる病気で、若い女性に多くみられる心身症です。

原因

疲労、不安、恐怖、怒りなどの精神的な緊張があると、無意識に過呼吸(呼吸のしすぎ)となり血液中の炭酸ガス濃度が低下し、血液がアルカリ性になると、発作が起こります。

症状

まず不安感や息苦しさ、動悸、めまいなどを感じたり、急に息づかいが荒くなってハーハーと肩で息をしたり、手足のしびれやこわばり、頭痛、吐きけ、ふらつき、耳鳴りなどの諸症状があらわれます。さらにひどいときにはけいれんや意識障害を起こすこともあります。若い女性に多くみられ、発作は30分~1時間ぐらいで治まります。しかし、発作がないときでも肩こりやめまい、手足の冷え感などを感じることが多いようです。

診断・治療

過換気症候群の発作だとわかった場合は、まず気持ちを落ち着かせてゆっくり腹式呼吸を行います。そしてビニール袋に口と鼻を入れて息を吹き込み、それを吸い込みます。吐き出した息には炭酸ガスが多いので、それを吸い込むと血液中の炭酸ガスが増えて症状が改善されます。ほかの病気を合併することもあるので注意が必要です。

予後・経過

この病気は20~40歳の女性で、神経質なタイプに起こりやすいものです。精神的なストレスが大きく関わってくるので、日ごろからおおらかな気持ちをもつように気分転換を図ることが大切です。

ただし、過換気症候群の発作が、頻発するような場合には、心療内科や精神科に相談することをおすすめします。

予防

ストレスなどが大きく影響していることがほとんどです。そのため日々の生活の中でストレスをためないように運動や、睡眠をしっかりとりましょう。

睡眠はとくに重要で、質の高い睡眠をとることでストレスが緩和されます。北の大地の夢しずくなどはより質の高い睡眠をとるために効果が高いです。

Dr’sラフマ葉GABAなどで、質の高い睡眠をとるのも良いです。

また、眠りの「個性」に合わせる敷ふとん【シンカシング】などで、寝具にこだわることも良いでしょう。

がん性筋無力症

肺がんに伴って筋肉の障害が生じることがあり、筋肉に力が入らない、疲れやすいなど筋無力症の症状がみられます。はじめは力が入らないけれど、同じ動作を続けているとしだいに力が出てくるという特徴があり、イートン・ランバート症候群と呼ばれます。また、肺がんに限らず、各種のがん患者に多発性筋炎の症状(筋肉が硬くなって動かしにくくなる)がみられることもあります。