一過性脳虚血発作



受診科:脳神経内科・脳外科
一過性脳虚血発作いっかせいのうきょけつほっさは一時的に脳の一部に血液が欠乏(虚血)して神経症状が出現する病気です。ただし、24時間以内にその症状は消失します。

原因

血液の小さなかたまり(微小血栓)が脳血管を一時的にふさいだり、あるいは血圧が低下したりして脳血管に血液を送りだす力が低下したか、以前から脳血管に狭窄があり、かろうじて血流を維持していた場所で血流低下が起こったために、生じる病気です。

症状

発作は急激に起こりますが、意識ははっきりしていることがほとんどです。一時的な症状とは、半身不随、手足のしびれ、舌のもつれ、ものが二重にみえるなどの視力障碍、めまいなどの脳卒中の症状が多いです。

このような発作を一日に何回も起こす場合もありますが、いずれも脳梗塞に移行する可能性が高いので、脳梗塞の警告と受け止めて早期に適切な予防対策を講じるようにしましょう。

診断・治療

血栓ができるのを予防するためには、アスピリンなどの抗血小板薬の投与が行われます。また、発作がたびたび起こるような状態の場合は、積極的に血栓を溶かす血栓溶解療法が行われます。

外科療法では狭窄(粥状動脈硬化による)を起こしている病変の離術や、バイパスをつくって脳血流を良くするほか、微小血栓をできにくくするための治療が行われることもあります。

予後・予防

脳出血のときと同じように風呂はぬるめにし、酒の飲み過ぎや喫煙は控え、日ごろから規則正しい食生活や生活を行うことが大切です。

たばこは末梢の血流を悪くし、がんを始めとした様々な病気の起因となるものです。できれば禁煙しましょう。

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などの電子タバコを使用し、すこしでも喫煙を減らしましょう。

一過性脳虚血発作は、症状も軽くすぐに消失してしまうので、見逃してしまうことが多いものですが、脳梗塞まで進行させないためにも早期に検査を行ってください。