高血圧症



受診科:内科・循環器科
血圧とは、血液が全身に送り出されるときに血管壁に加わる圧力です。高血圧症は血圧を調節する要因に狂いが生じ、血圧の高い症状が続きます。

原因

血圧値には上と下の2つがあり、上は最高血圧(収縮期血圧)、舌は最低血圧(拡張期血圧)と呼ばれています。最高血圧というのは、心臓が収縮して血液を送り出した瞬間に、動脈壁に与える圧力のことを指します。最低血圧というのは、心臓が拡張してからだを流れる静脈血が心臓に戻るときに、動脈内の血液が動脈壁に与える圧力のことです。

血圧の判定には、日本高血圧学会による分類のガイドラインを用います。最高血圧が130mmHg未満でかつ最低血圧が85mmHg未満であれば最高血圧ではありません。

高血圧の原因がはっきりしているものは、二次性高血圧症と呼ばれます。原因がはっきりしないものは本能性高血圧症と呼ばれ、高血圧になりやすい体質で遺伝的な素因によるものと考えられます。

ただし、両親が高血圧だからといってその子供が全員高血圧になるわけではなく、遺伝以外の環境因子が原因として関わってくることが明らかになっています。誘因となる者は塩分の過剰摂取や肥満、ストレス、大量の飲酒。喫煙、寒冷などです。

血圧

血管を流れる血液の圧力を血圧といい、心臓から送り出される量とそれを受ける血管の抵抗によって血圧が決まります。一般に血圧といわれているのは動脈の圧のことで、心臓が縮んで血液を送り出すときの血圧が最高血圧(収縮期血圧)、心臓がふくらみ血液を集めるときの血液が最低血圧(拡張期血圧)とされています。この最高と最低の血液の差を脈圧と呼びます。

血圧値の分類
JSH2004での血圧値のぶんるいはJSH2000と同じであり、基本的にJNC7、2003 ESH/ESCガイドラインとほぼ一致している。わが国における血圧値の分類を下の表にしめしました。この基準の妥当性はわが国での検討でも明らかにされています。
外来血圧による血圧値の分類は降圧治療をうけていない状態で複数回来院し、各来院時に測定した複数回の血圧値の平均値で判断します。収取期血圧と拡張期血圧が異なる分類に属する場合には高い方の分類に組み入れます。
成人における血圧値の分類
分類 収縮期血圧(mmHg)   拡張期血圧(mmHg)
至適血圧 < 120 かつ < 80
正常血圧 < 130 かつ < 85
正常高値血圧 130 ~ 139 または 85 ~ 89
Ⅰ度高血圧 140 ~ 159 または 90 ~ 99
Ⅱ度高血圧 160 ~ 179 または 100 ~ 109
Ⅲ度高血圧 ≧ 180 または ≧ 110
収縮期高血圧 ≧ 140 または < 90

遺伝的な素因

両親ともに高血圧ならその子どもの60%、片方が高血圧ならその子供の30%が高血圧症になるといわれています。

症状

高血圧自体の症状は、本人が気づかないことがほとんどです。症状があらわれるのは血圧が高くなりはじめた初期段階で、頭痛、めまい、肩こり、手足のしびれ、同期、耳鳴り、疲れやすいなどです。この初期症状もしばらく時間がたつと軽くなってくるので本人は安心しがちですが、高血圧は進行しているので、急に血圧が上昇して激しい頭痛や吐きけ、嘔吐が起こることもまれではありません。こういった症状があらわれてくると、脳梗塞や脳出血、狭心症、心筋梗塞、腎疾患などの病気を引き起こしやすくなります。

診断・治療

血圧はちょっとした環境の変化で簡単にゆれ動きます。そのため、高血圧と診断するには、いつ血圧を測っても高いのかを、繰り返し測定して確認します。最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上のどちらか一方、または両方を満たす場合を高血圧と診断します。そして原因となるby放棄があるかないかで、本態性高血圧症と二次性高血圧症とに分類します。

本態性高血圧の場合は、高血圧症によって心臓血管系の合併症が起こっているかいないかをさらに検査します。また眼底の検査や心電図、腎機能検査、脳、心臓、腎臓などの高血圧性臓器障害に関する検査も行います。高血圧の一般検査としては、胸部X線撮影、心電図、尿検査、血液検査、眼底検査などがおもなものです。治療には2通りの方法があります。基本は薬を使わないで治療する生活習慣の修正(非薬物療法)です。

塩分摂取の制限や肥満の解消を行う食事療法

1日に3~4g程度に制限できれば効果的ですが、長期的には困難なので6g未満制限を守ってください。

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肥満予防のための減量

適性体重の維持、BMI<25に修正します。BMIの算出方法参照

標準値は22.0です。

食事療法は栄養バランスが良い食事を心がけて、カロリーは控えめにし、アルコールのぶんも計算します。

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運動療法

過度の運動はかえって血圧をあげる効果になってしまうので、軽い運動から始めるといいでしょう。

禁煙療法

できるだけ禁煙しましょう。喫煙は、血管を収縮し血圧の異常を引き起こします。

どうしても、禁煙できない場合は驚異の吸い心地!電子タバコで禁煙ライフ!【JPvapor】
などの電子タバコを使用し、すこしでも喫煙を減らしましょう。

睡眠不足

寝不足になると集中力が低下し、免疫力、新陳代謝などにも影響します。個人差はありますが、1日に7~8時間睡眠をとると長生きすると言われています。

Dr’sラフマ葉GABAなどで、質の高い睡眠をとるのも良いです。

また、眠りの「個性」に合わせる敷ふとん【シンカシング】などで、寝具にこだわることも良いでしょう。

このように、対策をして規則正しい生活習慣を心がけましょう。

こうした一般療法を行っても血圧が下がらない場合は、薬物を使った治療を行います。利尿剤、β遮断剤、カルシウム拮抗剤、ACE阻害剤やARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤)とα1遮断剤、交感神経抑制剤などがあります。医師の指示にしたがって、飲み忘れることがないように、きちんと服用を続けましょう。

予後・経過

高血圧症の予後は、高血圧によって引き起こされた心臓や血管系の合併症があるかないかで左右されます。一般療法もできず、薬も決まった量が服用できないような患者では、ほとんどの人が脳卒中や心臓病などの重大な容態を引き起こします。

予後・予防

上腕で測定するタイプの自動血圧計で、1~2日に1回自分で血圧を測る週間を付けましょう。そして自分の血圧への理解を深めて、治療を続けることが大切です。ただし、数字に神経質になりすぎると逆効果になるので注意してください。家庭血圧測定条件は、下表参照してください。

また、イライラや興奮、あせりや人間関係などの精神的ストレスをためないことも大切で、不規則な生活も厳禁です。

1日の生活リズムを整え、規則正しくすることが高血圧を管理するポイントになります。

家庭血圧測定条件
条件
家庭血圧は以下の条件で測定することが望ましい
起床後1時間以内
排尿後
座位(1~2分安静後)
朝食前
服薬前
就寝前
座位(1~2分安静後)
その他必要に応じて職場、夕食前(晩の服薬前)、深夜など

血圧計

タニタ製品で血圧計を買うことをおすすめします。

他にも安い血圧計などはありますが、すぐに壊れる・ただしく計測できていないことがあります。