血管腫



受診科:皮膚科
血管腫けっかんしゅは生まれつきある赤いあざで、自然に消えてなくなるものと、なくならないものがあります。

原因

皮膚にある血管が異常に増える、先天的な病気ですが、遺伝することはありません。

症状・治療

血液が透けてみえますが、血管腫の種類によってみえ方が違います。

単純性血管腫(ポートワイン母斑)

赤ワインをこぼしたようにみえることから、この名前があります。生まれたときからみられるもので、色は赤~赤暗色で、盛り上がりはなく、増殖することはありませんが、時間がたっても消えません。レーザー治療を行います。

サーモンパッチ/ウンナ母斑

毛細血管が拡張したため紅斑となってみえるもので、眉間にできるものをサーモンパッチ、うなじにできるものをウンナ母斑といいます。生まれたときからみられ、自然には消えません。

いちご状血管腫

生まれてまもなく、毛細血管の拡張か紅斑がみられます。それがだんだんと隆起してきますが、約9割は7歳までに消えてなくなります。

海綿状血管腫

生まれたときからある、柔らかい赤いあざです。時間がたっても消えないので、形成外科的な手術を行います。

カサバッハ・メリット症候群

海綿状血管腫が少しずつ大きくなって、血小板などが、減る病気です。この場合は、電子線照射で治療します。