シューグレン症候群



受診科:内科・膠原病科・眼科
涙腺や唾液腺に原因不明の炎症が起こり、乾燥性結膜炎と口内乾燥症が起こる病気。ほかに慢性関節リウマチなどもみられます。

原因

この病気は中年以降の女性に多くみられ、原因は不明です。

しかし、慢性関節リウマチなどの膠原病を伴うことや膠原病にみられる自己抗体がみつかっていることから、自己免疫が関係しているのではないかと考えられています。

症状

口腔乾燥や乾燥性角結膜炎がおもな症状ですが、他にもリウマチ様関節炎、全身性エリテマトーデス、進行性全身性硬化症や多発性筋炎などを合併する全身性の病気がシューグレン症候群です。

目に涙が出なくなると目に砂が入ったような感じがしたり、まぶしさやかゆみが出てきて充血し、強い痛みにおそわれたりします。

また、唾液が出ないと食べ物が飲み込めず、しゃべりにくくなります。

診断・治療

涙の量は目にろ紙をはさんで、唾液はガムをかんだときに出る量を測定します。さらに唇の組織検査をすることもあります。

治療には、人工涙液の点眼や水分の補給、うがい、代用唾液などを使って対症療法を行います。

また、発熱などの全身症状が強いときは、副腎皮膚ホルモン剤や免疫抑制剤が使われます。

脱水症状

ヒトのからだの約60%を占める水分は、正常な体機能を保つ体液として重要な役割を果たしています。この体液が一定量以下になると、脱水症状すなわち口渇やめまい、倦怠感、嘔吐、頭痛、筋肉のけいれんなどが起こり、悪化した場合には意識障害がみられることもあります。

その原因は水分の補給不足のほか、発汗過多、多尿(糖尿病、尿崩症など)、激しい嘔吐や下痢、利尿剤、広範囲のやけど、副腎や肝臓などの障害です。舌の渇きが認められるなど、脱水症状の徴候がみられたら、軽く考えず早く病院へ行きましょう。とくに、乳幼児や高齢者の場合は生命に関わることもあります。