紅皮症



受診科:皮膚科
紅皮症こうひしょうは湿疹などの慢性化症状で、皮膚が一面赤くなってあがれ落ちます。

原因

紅皮症は独立した病気ではなく、湿疹や皮膚炎、角化症、薬疹、細菌感染、乾癬、扁平苔癬、水疱瘡や膿疱瘡、悪性リンパ腫白血病などの病気の症状の一つとしてあらわれるもので、共通する症状として、名前の通り皮膚全体が赤くなる状態のことです。

症状

皮膚が一面赤くなってカサカサ剥がれ落ちます。脱毛、爪の変形、リンパ筋のはれなどもみられることがあります。ときには、全身状態が悪くなり、熱が出たり、食欲がなくなったりすることもあります。

一番多いのは、アトピー性皮膚炎が原因となる紅皮症です。この場合、皮膚が象の肌のように厚くなって、皮膚の色素が褐色に沈着します。子どもに起きるケースが圧倒的に多いのですが、アトピー以外の皮膚炎では、むしろ中年以降の男性に起きることが多いようです。

薬疹では、薬物による中毒疹が出て、そのまま原因薬剤を使い続けたときに紅皮症に移行します。また、最初から紅皮状態になる薬疹もあります。細菌感染が原因となる場合は、急に赤くなるのが特徴です。

診断・治療

特有の赤身と皮膚の落屑でわかりますが、どんな病気が原因で紅皮症になったとしても、90%以上の皮膚に及ぶので、全身を侵されている重い病気ですから、総合病院で入院治療しなければなりません。

入院してまず原因となった病気を調べ、各臓器の機能検査や血液検査をし、異常があれば原因となった病気とあわせて治療をします。

治療法は原因となった病気に準じます。