黒あざ



受診科:皮膚科
後天性のものいわゆるほくろのこと。急に大きくなったり、形が変わったりしたら、すぐに受診を。

原因

胎児期に、メラニンという色素をつくる細胞が皮膚の深いところに残ってしまったものを母斑細胞といいます。

黒あざは、この母斑細胞が繁殖して集団となったためにできた斑のことです。

このような、先天的なものを先天性色素性母斑、生後まもなく発生するものを、後天性色素性母斑と呼んでいます。

症状

母斑細胞はメラニンをつくる能力があるため黒くみえます。

先天性のものは、平らな真っ黒なもの、皮膚面からふくらんだものなどがあります。後天性のものは小さい球場のものでいわゆるほくろのことです。

先天性のものは大きいものが多く、背中などにひろがって、硬い毛が生えることもあります(獣皮様母斑)。

診断・治療

受診しなければいけないほくろは、大人になってから突然出てきたものや、前からあったものが急に大きさが変わったり、ジクジクしてきたり、色が濃くなったり、まわりが赤くなったりと変化したときです。

また、足の裏や爪の下、外陰部などにあるもの、真っ黒で濃淡があるもの、黒い色が染みだしているものなどは、悪性黒色腫に移行する場合があるので、すぐに受診します。

ほくろは一般に良性ですから、治療をしなくてかまいませんが、前述のような悪性黒色腫を疑う場合は切除手術が必要です。気にしていじくりまわすのがもっとも危険です。また、先天性の大きなものは切除植皮術を行います。

予防

とくにありませんが、悪性化を予防する意味では、紫外線を避けることがあげられます。白人種では、子どもの頃から日焼け止めクリームの使用が奨励されています。

日焼け止めクリーム(ポーラ  B.AプロテクターPOLAの日ヤケ止め)を使用したり、ふだんの生活から日焼けをしにくい体質をつくるインナーパラソル16200を服用することも有効です。